【前回のあらすじ】
度重なる連敗に青年会議所(JC)の多忙さも重なり、一時は婚活から足が遠のいていた坪井。
しかし「うらじゃ」でのリフレッシュや手痛い失言の教訓を経て、心には「簡単には折れないタフさ」が身についていました。
重い足取りながらも再スタートを切った彼を、2020年、かつてない激流が待ち受けています……。
➔ [第4話はこちら:連敗続きで心がポッキリ。32歳の私がついに「活動休止」を選んだ日]
夜桜とコロナ禍——保育士・Aさんとの切ない終わり
年が明けた2020年、33歳の誕生日を数ヶ月後に控えた私は、「とにかく打席に立ち続けるんじゃ!」と、これまで以上のハイペースでお見合いとコンパをスケジュールに詰め込んでいました。
そんな中で出会ったのが、玉島在住の保育士・Aさんでした。
2月23日にお見合いをして仮交際がスタート。彼女は非常に真面目でしっかりとした女性で、3月に入ってカフェでお茶をしたり、お互いの仕事の合間を縫ってデートを重ねました。
3月29日の夜、私はAさんを誘って玉島の隠れた名所へ夜桜を見にドライブに出かけました。
ライトアップされた美しい桜を眺めながら良い雰囲気が流れ、「今度こそ、一歩踏み込んだ関係になれるかもしれない」と期待していました。
しかし、4月に入って倉敷で飲みデートをした後、突然の交際終了の連絡が入ります。
理由は、ちょうど世界を襲い始めていた「コロナ禍」でした。保育士という職種柄、職場での感染対策や仕事のプレッシャーが急激にキツくなり、婚活を続ける心の余裕がなくなってしまったとのことでした。こればかりは誰のせいでもなく、時代の波に飲まれた切ない終わりでした。
工場夜景の告白と、家族の現実——医療事務・Iさんとの「あと一歩」
諦めずに5月末、私は水島在住の医療事務・Iさんとお見合いをします。
彼女は一際目を引く美人さんでした。
6月21日、夕食の後に水島コンビナートの夜景デートへ向かいました。
きらめく工場の光を背景に、私は勇気を出して想いを伝えました。
「Iさん、これから先も、真剣交際を見据えて進んでいきたいと思っています」
しかし返ってきたのは、「まだそこまでは分からない……」という少し距離を感じる言葉でした。
その後、残念ながら交際終了。
さらに、自営業の我が家の跡継ぎ問題もあり、親からは「水島住みの方は距離的に難しいんじゃないか」と言われるなど、家族の現実の壁にも挟まれ、切なさが募りました。
謎のお茶代事件と、「奇跡の一枚」が変えた流れ
それでも、カレンダーの手を止めるわけにはいきません。
8月1日、個人で仲人をされている方からの紹介で、Mさんという女性とお見合いをすることになりました。
ただ、このお見合いは少し異例でした。当日、向こうのベテラン仲人さんも同席されたのですが、なぜか仲人さんのお茶代まで私が支払う流れに(笑)。「えっ、仲人さんの分も私が払うん!?」と心の中で突っ込みつつも、大人の対応でスマートに支払いを済ませました。
その後、岡山イオンをぶらついたり、後日ランチデートもしましたが、残念ながらご縁には繋がりませんでした。
この頃、私はある大きな決断をします。
「出会いの質をもっと高めるために、もう一度自分をプロデュースし直そう」
8月26日、結婚相談所の登録用プロフィール写真を撮り直すことにしました。
実はこの時期、度重なる婚活のプレッシャーとJCの活動、そして自営業の仕事で動き回っていたおかげで、人生の中で一番体が引き締まって痩せていた時期だったのです。
最高にシュッとした状態でお気に入りのスーツを着て、清潔感を意識して仕上げた「奇跡の一枚」にプロフィール写真を差し替えたことで、私の婚活の流れは目に見えて変わっていきました。
鬼滅玉砕から、運命のショートカット美人・Mさんへ
秋以降も毎週のようにお見合いが決まりました。
10月には『鬼滅の刃』の大ファンという女性とお見合いをしましたが、当時まだ作品を読んだことがなかった私は話を全く広げられず、あえなく玉砕。
今では良い勉強です(笑)。この後、テレビでやってた総集編を見て気になり始め、漫画を見始め、漫画喫茶で号泣しながら最終巻を見終わりました(笑)
そして12月6日、私は一人の女性と運命的なお見合いをします。
それがMさんでした。
彼女は、私が昔から個人的にどストライクの好みだった「ショートカットがとてもよく似合う、スタイル抜群で抜群にかわいい女の子」でした。
お見合い中も終始ドキドキしっぱなしでしたが、奇跡的に仮交際へ発展。
「ついに、最高のチャンスが巡ってきた!」と、私のボルテージは最高潮に達していました。
クリスマス前のスピード破局——後ろから殴られたような衝撃
12月17日、満を持して倉敷でのランチデートに臨みました。緊張しながらも楽しい時間を過ごし、手応えを感じて帰路についたのですが……その日の夜、相談所から届いたのは無情にも「交際終了」の通知でした。
頭を後ろから殴られたような衝撃でした。
あまりにも自分の好みのタイプだったからこそ、そのお別れは宮島での失恋と同じくらい、本当に、本当に悲しかったです。
傷だらけの2020年が終わり、物語はクライマックスへ
クリスマスを前に、お気に入りのMさんとのスピード破局で幕を閉じた2020年。
振り返れば、夜桜ドライブ、工場の夜景、謎の仲人さんのお茶代奢り、そしてクリスマス前の大失恋と、信じられないほどのハイペースで出会いと別れを繰り返した、傷だらけの1年でした。
普通なら「もう二度と婚活なんてやるか!」と殻に閉じこもってしまうところです。
しかし、人生最軽量まで痩せて男を磨き直し、好みの女性と仮交際まで進めたという事実は、私の中に小さな、でも確固たる自信を植え付けていました。
「大丈夫、写真も新しくなったし、確実に打席での打率は上がっとる。
諦めんで振り続けたら、絶対に最高のパートナーに出会える!」
涙を拭って2021年の幕が開けたとき、私の前に、これまでのすべての失敗と学びが一つに繋がる「あの運命のお相手」との出会いが、すぐそこまで迫っていました。
(第6話:丸顔でノリが良い彼女。鷲羽山ハイランドでのデートと、最大の失敗から得た「鉄則」 へ続く)
💡 今日の「結Bless 婚活日記」アドバイス
【代表・坪井のプロの視点】
2020年の私の活動は、まさに「打席に立ち続けるタフさ」が試された1年でした。
ここでプロとしてお伝えしたい大切なポイントが2つあります。
ポイント①「プロフィール写真は、自分のベストな状態のときに絶対に撮り直すべき」
婚活における写真は、第一印象のすべてを左右します。少し痩せた、髪型を変えて雰囲気が良くなった、というタイミングがあれば、出し惜しみせず絶対に撮り直してください。写真一枚で、出会えるお相手の層がガラリと変わります。
ポイント②「好みのタイプに振られても、それを『自分の成長の証』として捉えること」
Mさんとの失恋のように、昔の自分ならお見合いすら組めなかったような素敵なお相手と仮交際まで進めたということは、あなたの市場価値が上がっている明確な証拠です。
婚活は、打率1割でいいんです。9回三振しても、最後の1回でホームラン(運命の結婚)を打てば、そこですべての苦労が報われます。結Blessでは、何度三振しても心が折れないよう、あなたのメンタルをすぐ隣で支え、常に「次の一手」を一緒に考えます。諦めずに、一緒に最高のホームランを狙いに行きましょう!
